DevLove関西「わかりやすいアジャイル開発の教科書」ワークショップ#1
これに参加しました!
DevLOVE関西 「わかりやすいアジャイル開発の教科書」ワークショップ#1
http://devlove-kansai.doorkeeper.jp/events/4148
いきさつと準備
- 作者: 前川直也,西河誠,細谷泰夫
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2013/03/28
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
ということもあって興味本位で参加してみました。
しかも仕事終わりで勉強できるなんてもう最高です。
立ち読み用PDF「レゴスプリント」
まずは前川氏からのアジャイルについてのセッション
アジャイルはお客様と作る側のコミュニケーションが成り立っていて、
単にアジャイルでやるとなんかおいしいよねというようなノリで
アジャイルで開発すると必ず頓挫しますと強調されていた。
確かに以前の「アジャイルジャパン大阪」でも、
アジャイルを推進している方々は同じようなことを言っていた。
安易な考えで「アジャイルで開発したいんだけど」という感じで
開発しようとするのは絶対だめって・・・。
そもそも本来、開発というものは楽しいものであり、
アジャイルは「お客様を含めた」「チーム」というまとまりで、
ものづくりをしていくためのひとつの手段だということ。
アジャイルだからいいものができるのではなくて、
その中のTIPSをお客様と作る側がうまく使えてこそ、
効果がでるものだということを再認識しました。
チーム名を決める(2分)
いよいよレゴスプリントの始まりです。
2分ってすごく短いんですよね。
チーム名は
ブラッディマリー
に決定。
お酒の名前ですが、私は飲んだことないけど
響きがかっこいいからこれになりましたヽ(´ー`)ノ
(今度、小粋なバーで頼んでみようかと思います)
最高の飛行機のディスカッション(5分)
「最高」ってつくとやはりみんな考えることは似てました。
「速い」「快適」「カッコイイ」などなど・・・。
なんだか童心をよみがえらせてくれるようなフレーズですよね。
そこから導き出したのが
セレブをターゲットにした飛行機の概念を崩した
快適でかつ高速で飛行可能である飛行機
でした。あの童心な気持ちはどこにいったんだろう。
行き着いたところが大人すぎます。
しかもこれが後で苦労することになるわけで・・・。
タスクの切り出し(5分)
「やること」をポストイットに書き出して、
「TODO」「DOING」「DONE」に貼り出していきます。
いよいよ作成作業開始:1回目(10分)
朝会を済ませるんですが2分とまた短いので、
まずはパーツを集めましょうという話になるわけです。
でもここからが難題・・・。組み立てられないんですよ。
なぜなら
コンセプトやこういうものを作りたいイメージはあるが
デザイン(設計)がみんなの頭の中で共有されてない
という致命的なところに気づくんです。
見えているところは一緒なんですけど、
どういうものを作ればいいのかがわかってない感じです。
結局タイヤなどのパーツは集めたものの何も組み立てられず、
ひとまず土台のデザインだけを決めて終わりました。
どうやらこのレゴスプリントで1回目で飛行機ができなかったのは
なかなかのレアケースだったらしくてなんだか悔しかったです。
作業終了後に「ふりかえり」を行います。
KPT・・・問題は確かに多くありましたが、
K(Keep)ででた
デザインのイメージがみんなで共有できた
というところを
次のスプリントに生かそうという感じになりました。
問題だらけだったからKeepが目立ったのかな(;´Д`A )
そしてまた作業開始:2回目(10分)
朝会をちゃっちゃと済ませて、
やることはまずは土台とエンジン。
その上にコクピットなどの基本装備をおきつつ、
オリジナリティあふれるパーツをおく。
完成・・・。
短時間で思った以上のものができたと思います。
あえて言うならもう少し座るところとか、
出入り口とかをしっかりしたかったです。
さいごに
レゴスプリントは本当にあっという間でした。
他のチームも違ったコンセプトをもって作っていて、
同じ「最高の飛行機」でもいろいろあるんだなと実感。
個人的課題
タスクの切り出しの粒度と
そのタスクの優先順位の決め方の感覚を
もう少し体感していかないといけないなと感じました。
TODOとして切り出したはいいけど、
本当は何をしないDONEになるのかまで読み取れない。
それってTODOではないような気がしています。
普段、仕事するときにタスクを切り出しますが、
実はタスクの中にすごく難しいことが含まれていたり
いざタスクをやり始めると、他のタスクを完了させないと
進まないようなものであったりすることが多々あるので、
そういうところをもう少し学べたらいいなと感じました。
次の DevLOVE関西「セルフ・タスクマネジメント」で
もう少し勉強できるといいな。